健康・美容の強い味方!亜麻仁油の賢い選び方をレクチャー

亜麻仁油とは

健康・美容によいと話題の亜麻仁油(アマニ油)とはどのようなオイルなのか、その原料や歴史、成分などについて解説しています。安全性・品質の高い亜麻仁油の選び方についても触れていますので、こちらもぜひ参考にしてください。

話題の健康食材・亜麻仁油とは

亜麻仁油とはどのような食材か亜麻仁油とは、成熟した亜麻の種子(亜麻仁)から抽出された油のこと。

別名・フラックスシードオイルとも呼ばれます。色は黄味がかっており、
空気に触れると固まりやすいのが特徴(乾性油)。

乾くのが速いため塗料・印刷用インクとして使用されていましたが、
栄養価の高さが注目され、食用としてのニーズが高まりました。

主な産地はカナダで、生産量の30~50%を占めています。アメリカ・ニュージーランドなどでも栽培・生産されていますが、日本では北海道で少量を生産するのみです。

亜麻仁油の成分

亜麻仁油(アマニ油)には、人間の身体に必要な不飽和脂肪酸(α-リノレン酸)・リグナン・食物繊維が豊富に含まれています。それぞれの成分の特徴と働きは以下の通り。

α-リノレン酸
α-リノレン酸は、体内で生成できないオメガ3脂肪酸の1つ。亜麻仁油の約60%は、α-リノレン酸でできていると言われています。摂取すると、体内でDHA・EPAに変換されるのが特徴。摂取量が不足すると皮膚・脳・神経・免疫系などに異常が現れるため、健康を維持するために必須の成分と言えるでしょう。青魚・大豆製品・緑黄色野菜からも摂取できますが含有量が少ないため、十分な量を摂るには亜麻仁油がベスト

リグナン
リグナンはポリフェノールの一種で、亜麻仁に含まれる量は1.2%と植物中トップクラス(ゴマの含有量は0.6%)。リグナンには強力な抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する効果が期待されます。活性酸素は動脈硬化・がん・アルツハイマーなどの病気の原因と言われているほか、身体を老化させる元凶であるとも言われています。また、リグナンには女性ホルモンに似た作用(植物性エストロゲン)もあり、更年期障害の緩和・乳がん予防・閉経後のカルシウム流出や骨粗しょう症の予防なども期待できます。

食物繊維
亜麻仁に含まれる食物繊維は28%。ゴマの約2倍の量を含んでいます。水溶性・不溶性の食物繊維をバランスよく含有しており、腸を刺激して便通を改善。さらに、体内の余分なコレステロール・有害物質を吸着して体外へ排出する効果や、急激な血糖値の上昇を抑えるという働きも持っています。

よい亜麻仁油の選び方

亜麻仁油(アマニ油)は健康・美容づくりに欠かせない油ですが、そのためには品質の高い製品を選ぶことが大切です。とてもデリケートな油なので、製品を選ぶ際には以下のポイントに気をつけるようにしてください。

低温圧搾法(コールドプレス法)で抽出されている
低温圧搾法(コールドプレス法)とは、製造の際に30℃以上の熱を加えない製法。亜麻仁油は熱を加えると成分が酸化してしまうため、この方法での製造は基本事項です。メーカーの中には高圧圧搾で一気に抽出したり、製造を楽にするために化学薬品を使っている場合も。製造方法のチェックは、しっかりと行ってください。

遮光の容器に入っている
亜麻仁油は太陽光・蛍光灯などの光でも酸化が起こってしまうため、遮光タイプの容器に入っているかどうかも重要。不透明な瓶に入ったもので、短期間で使いきれる容量のものを選ぶとよいでしょう。

主原料は安全か
原料の原産国と、栽培方法についてもきちんと調べておくようにしましょう。亜麻仁油の原料は世界中で栽培されているため、農薬・化学肥料等が使用されている場合もあります。せっかく健康にこだわるのですから、農薬などを使用しないオーガニック(有機栽培)認証されたものを選んだ方が◎です。

添加物について
添加物は少ない方がもちろん良いですが、亜麻仁油は非常に劣化スピードが速いのが特徴。品質を保持するために、必要最小限の酸化防止剤などが含まれている製品もあります。その場合は、酸化防止剤が化学的なものではないことをチェックしておきましょう。